2019年7月5日(金)放送のNHK｢チコちゃんに叱られる！｣の再放送を今朝見ました。
今回、印象に残ったのは、家族の呼び方の謎でした。(ネタバレあります。)
｢どうしてお兄ちゃん、お姉ちゃんって言うのに、弟ちゃん、妹ちゃんって言わないのか｣
というチコちゃんからの問題でしたが、最終的な答えは、
｢家族の呼び方は、家族の一番下の子に合わせるから！｣
というものでした。
なるほど～。
たしかに、そうですよね。
みんな家族の中でも、相手によって立場は違うから、一番下の人に合わせると、なんとなく秩序立つんですね。
ある女性が、自分の生まれた家族では｢お姉ちゃん｣と呼ばれている。
その人が、結婚相手には名前で呼ばれるようになる。
そして子供が生まれたら、子供からも夫からも｢お母さん｣と呼ばれる。
孫が生まれたら、今度は孫からも子供からも夫からも｢おばあちゃん｣と呼ばれる。
一対一の時はまぁ違う呼び方もするでしょうけど、
たしかに、みんないる時とかは一番下の子に合わせて呼ばれることが多そうですね。
勉強になりました。
でもちょっとモヤっとするのが、私みたいな3人姉弟の真ん中の子は微妙ってことですね。
妹だけどお姉ちゃんでもあるから、なんだか曖昧な存在ですよね。
兄弟姉妹の１番上の人は、絶対的にお姉ちゃんで、一番下は絶対的に弟妹だけど、真ん中ってどっちもな存在ですよね。
私の親は私のことは｢お姉ちゃん｣とは呼んでいなかったから、なんかちょっとモヤっとしました。
関連して、姪っ子のエピソードを思い出しました。
もう5年以上前、私がまだ独身で年末に実家に帰省した時に、ふいに姉の一番下の子(当時2歳くらい)に言われたんです。
｢どうしてママのこと、おねえちゃんって言うの？｣
驚きましたよ。
え？子供っていうのは、そんなことを考えているのか、そんなことを理解していないのか、と衝撃的でしたが、笑えました。
それで、必死に説明しましたね。
｢☆☆ちゃんも、♡♡ちゃんのこと、おねえちゃんって呼ぶでしょ？
それと同じで、☆☆ちゃんのママは、おばちゃん(私)のおねえちゃんなんだよ。おばちゃんは、ママの妹なんだよ。
だからママのこと、おねえちゃんって呼ぶんだよ。｣
と一生懸命に話したんですけど、姪っ子は、ポカーン、でした。笑
そして、少し考えてから、また
｢どうしてママのこと、おねえちゃんって言うの？｣
ですって。
今度は私がポカーン、(*_*)でしたけど、子供って、ホント、面白いなぁと思いました。
その後、何度も力説したんですけど、その時は結局理解してもらえませんでした。。笑
こんなことから考えると、一番下の子に合わせる呼び方というのは、まだ世の中のことを理解していない小さい子にもわかる、優しい文化なのかな？と思いました。
